外来リハビリテーション
Outpatient Rehabilitation
外来リハビリテーション
ご自宅から通院していただき、より快適な生活が送れるように、患者さまの状態に合わせたリハビリテーションを実施いたします。
対象疾患
- 運動器障害(関節炎、リウマチ、腰痛、外傷など)
- 脳血管障害(脳梗塞後遺症、脳性まひ、パーキンソン病、末梢神経障害、高次脳機能障害など)
注意事項
- リハビリテーションの実施には、 期限が定められております。 疾患別の上限は以下の通りです。
・運動器疾患:発症・手術などから150日以内
・脳血管疾患:発症・手術などから180日以内 - 外来リハビリテーション (医療保険) と介護保険は原則併用できません。 デイケアや訪問リハビリ (介護保険) を利用されている方は、 介護保険が優先されるため、外来リハビリテーションは実施できかねます。
リハビリテーション流れ
1各診療科の外来を受診 医師がリハビリテーションの必要性を検討し処方
21Fクリニック受付にて初回リハビリ予約
3予約日時に来院いただき、医師による診察(体調確認)
47Fリハビリ室にてリハビリ実施
※リハビリ実施には主治医への定期的な受診が必要です。
※当院では、原則1回40分の個別リハビリを実施しております。
※リハビリ前に診察を行いますので、 予約時間の10分前にはご来館下さい。
リハビリテーションでできること
- 主な治療手段として、運動療法、温熱、電気および超音波等があります。
- 治療目的は痛みの緩和、循環の改善、障害の予防と改善、力や関節可動性の回復です。
- 医師の診断補助として、神経支配と筋力の障害程度を決定するための徒手的検査や機能テスト、関節可動域の測定なども行います。
運動機器や治療機器のご紹介
リハビリテーションでは徒手的な治療や生活動作訓練の他に、運動療法を実施する中で運動機器や物理療法機器を使用していくこともあります。以下に機器の一部をご紹介します。
筋力トレーニング機器
パワープレート
パワープレートは、振動で筋肉を効果的に刺激し、運動効果を高めます。
パワープレートは、ヨーロッパでクラスⅡ A MDD 認定を受けており、医療器械として認められているフィットネス製品です。
25~40Hz の振動で対象の筋肉を刺激し、伸張反射を利用した加速度トレーニングを行います。
これにより、普段あまり使っていない筋肉も均一に活性化させ筋出力を高めることができます。
運動に不慣れな方やご高齢の方などにも安心して使用できます。
有酸素運動機器
自転車エルゴメーター
自転車エルゴメーターとは、膝へ過度な負担をかけずに筋力増強と有酸素運動が行えるマシンです。
整形疾患から内部疾患まで幅広い方にご利用いただきます。
トレッドミル
トレッドミルとは、スピードや傾斜を自在に変化させ、屋内でウォーキングやランニングを行うことができるマシンです。
物理療法機器
インテレクト
干渉波や超音波治療を行える電気治療の複合型物理療法の機器です。
オプティマス
体外衝撃波と電磁気治療の複合型物理療法の機器です。
組織修復の促進や痛みを抑える効果が期待できます。