介護老人保健施設 いつきの里石川橋入所サービス
Residential Services
入所サービスについて
入所サービスは在宅復帰を目的としたサービスです。病院から退院されて、そのまま在宅へ戻られるのがご不安な方、生活に必要な機能を獲得する為にリハビリを受けられたい方や、夏場や冬場といった体調を崩しやすい時期に体調を維持されたい方、よく転倒をするようになった、排泄で失敗することが増えたなど在宅生活に不安がある方がご利用になられます。
入所期間は原則3ヶ月を目安にしておりますが、在宅復帰を希望されていても、リハビリの結果が思わしくない、ご病気や加齢による体力の低下など様々な理由で困難な場合もございます。
その際は、終身でお世話になれる施設をご紹介させていただくなど、ご家族様にもご協力を仰ぎながら、円滑な退所へ向けての支援も行っております。
退所後の方向性によっては、入所継続検討会議を行い、入所期間の延長についての協議をさせていただくこともございます。
入所サービスのご利用要件
介護保険被保険者であり、65 歳以上で要介護1以上と認定された方がご利用いただけます。
または、40歳以上65歳未満の方で、16の特定疾病により、要介護1以上と認定された方がご利用いただけます。
所定疾患施設療養費について
介護老人保健施設において、入所者様の医療ニーズへ適切に対応するという観点より、肺炎や尿路感染症といった所定の疾病を発症された場合の、施設における医療提供について、以下の算定要件を満たした場合に限り、評価されることとなりました。
厚生労働省大臣が定める基準に基づき、当施設における所定疾患施設療養費の算定状況を公表させて頂きます。
算定要件
- 所定疾患施設療養費(Ⅰ)は、肺炎等により治療を必要とする状態となった入所者に対し、治療管理として投薬、検査、注射、処置等が行なわれた場合に、1回に連続する7日を限度とし、月1回に限り算定するものであるので、1月に連続しない1日を7回算定することは認められないものであること。
- 所定疾患施設療養費と緊急時施設療養費は,同時に算定することはできないこと。
- 所定疾患施設療養費の対象となる入所者の状態は次のとおりであること。
イ 肺炎
ロ 尿路感染症
ハ 帯状疱疹
ニ 蜂窩織炎
ホ 慢性心不全の増悪 - 肺炎及び尿路感染症については、検査を実施した場合のみ算定できるものであること。
- 慢性心不全の増悪については、原則として注射又は酸素投与等の処置を実施した場合のみ算定できるものとし、常用する内服薬を調整するのみの場合では算定できないこと。
- 算定する場合にあっては、診断名、診断を行った日、実施した投薬、検査、注射、処置の内容等を診療録に記載しておくこと。なお、近隣の医療機関と連携した場合であっても、同様に、医療機関で行われた検査、処置等の実施内容について情報提供を受け、当該内容を診療録に記載しておくこと。
- 当該加算の算定開始後は、治療の実施状況について公表することとする。公表に当たっては、介護サービス情報の公表制度を活用する等により、前年度の当該加算の算定状況を報告すること。
所定疾患施設療養費の算定人数と日数
2023年度 所定疾患施設療養費(Ⅰ)算定状況(2023年4月~2024年3月集計)
病名 | 件数 | 日数合計 | 検査 | 処置 | 投薬 |
尿路感染 | 2 | 11 | 尿検査,尿沈渣 | 点滴、投薬 | サワシリンカプセル250 ロセフィン |
2022年度 所定疾患施設療養費(Ⅰ)算定状況(2022年4月~2023年3月集計)
病名 | 件数 | 日数合計 | 検査 | 処置 | 投薬 |
尿路感染 | 2 | 6 | 尿検査、尿沈渣 | 投薬 | サワシリンカプセル250 |
2021年度 所定疾患施設療養費(Ⅰ)算定状況(2021年4月~2022年3月集計)
病名 | 件数 | 日数合計 | 検査 | 処置 | 投薬 |
尿路感染 | 1 | 4 | 尿検査、尿沈渣 | 投薬 | サワシリンカプセル250 |
2020年度 所定疾患施設療養費(Ⅰ)算定状況(2020年4月~2021年3月集計)
病名 | 件数 | 日数合計 | 検査 | 処置 | 投薬 |
肺炎 | 1 | 1 | CT、XP、血液検査 | 酸素吸入 |
2019年度 所定疾患施設療養費(Ⅰ)算定状況(2019年4月~2020年3月集計)
病名 | 件数 | 日数合計 | 検査 | 処置 | 投薬 |
肺炎 | 1 | 1 | XP、血液検査 | 点滴 | ロセフィン、ナイロジン、ビタシミン、ソルデム |
ご利用までの流れについて
- ①お問い合わせ 資料請求
- まずはお気軽にお問い合わせください。TEL:052-831-6001
※ご希望の方には、 各資料を送付いたします。
※分からないこと、 ご不安なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。 - ②ご見学
- ご予約の上、お越しいただき、 生活や周辺環境等を実際にご覧いただきます。 サービス内容や料金体系などをご説明致します。
- ③ ご利用申込
- 入所申込書に必要事項をご記入いただきます。
- ④ 診断書作成 本人面談
- 当施設の指定書式にて診断書の作成をお願いしています。 また、 毎日をしっかりサポートするため、 心身状態や生活状況を詳しくお伺いすべくご利用検討者様本人との面談をさせていただきます。
- ⑤入所判定
- 診断書と面談内容をもとに、 関係職種が集まり入所判定会議を行い、当施設にて安心安全にお過ごしをいただけるか、入所の可否を判定します。
- ◆入所判定基準 (一部抜粋)
- 1 病状が安定されていること
何らかの疾病があっても、お薬で症状が落ち着かれていればご利用いただけます。
病状が安定されていても、以下の様なケースにおいては対象外となることもございます。
・定期的な通院治療の継続が必要な方。
・点滴、経鼻経管栄養、 痰吸引などの医療行為が 24時間体制で必要な方。
2 感染症にかかっていないこと
3 認知症に伴う不穏行動や精神疾患などで、 他者との共同生活が困難ではないこと。
4 当施設の役割と目的を理解し、 在宅復帰を目指す、 あるいは他の高齢者向け施設での生活を目標として、ご利用者様本人が、 リハビリ及び生活リハビリを希望されていること。
5 ご家族様も施設の役割と目的を理解し、ご協力していただけること。 - ⑥ご入所契約
- 入所の日取りを決定し、 ご入所となります。 ご入所の当日に入所契約を取り交わさせていただきます。